新観光サービスで連携 松山短大・三原産業など
松山短大(愛媛県松山市)と三原産業(宇和島市)、企業研修などを手掛ける教育・コンサルティング会社「デキル。」(東京都)は9日、松山市文京町の同短大で、新たな観光サービスや南予特産品の販路拡大を目指す連携プロジェクトを立ち上げたと発表した。短大によると、企業との連携プロジェクトは初めて。
短大生と三原産業の従業員がビジネス案を共同でつくることを通じて、創造力のある人材を育てるのが目的。「デキル。」は、新しい発想を生み、合意形成ができるよう支援する。
プロジェクトには短大1年生12人と三原産業従業員6人らが参加し、月4回、演習を実施。ガソリン販売などを展開する同社の事業を題材に、学生と従業員の3人1組の6グループが、観光サービスや特産品販路開拓に関するビジネス案を練る。最終的に三原産業の三原英人社長に提案する。